街歩きニューヨークーはじめてのアメリカ3
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ニューヨークでは研究室の先輩夫婦の家(マンションの高層階)に泊めてもらい、街を案内してもらいながら過ごしました。マンション入口には管理人さん?がカウンター内に常時詰めており、出入りの人たちをチェックするとともに、気軽に挨拶されていたのが印象的でした。住民たちとは顔なじみのようで、お互いに簡単な会話をしながら通り過ぎていきます。日本の都市部ではあまり見かけられない、人のふれあいを感じる光景です。日本と違い、さまざまな人種の人びとが活動している大都市だからこそ、安全性を確認するためにもこのような習慣が定着しているのかも知れません。
単体の建物ではミースのシーグラムビル、ライトのグッゲンハイム美術館、ミノル・ヤマサキの今はないワールドトレードセンターなどに訪れましたが、何と言ってもニューヨークは街歩きそのものが楽しかったです。
マンハッタンの街は超高層ビルが林立しているので、歩道部分は影になって薄暗く、見上げるとビルの上部が明るく輝き、その上に空が広がります。中心部ではヨーロッパの街並みに比べると影の部分が多く、あまり楽しいとは言えませんが、ちょっとした広場の陽だまりや低い建物上から射し込む光がヨーロッパの街並みにはない、印象的な風景をつくります。また、通りによって建物(そして住民)の印象がずいぶん異なり、住み分けが行われているようです。オフィス街と住宅街、商業施設ゾーンの他に建設された時代も異なりそうで、古い建物が多い通りや、新しい建物が多く見られる通りなど、また、同じようなゾーンなのに一本通りが変わるとガラッと表情が変わり、通りごとの性格の違いが日本以上にはっきりしているような気がしました。実際、先導してくれた先輩夫婦は注意深く通りを選んでいるようです。
私も旧ワールドトレードセンターが有った時に一度NYを訪れました。
街中ではやはり緊張感を強いられた一方で、店員さんなどは初対面でもフレンドリーに接してくれて、仲良く出来る事が多かったように記憶しています。
コメント、ありがとうございます。
やはり、日本人は島国に安住していて、他者との対応がうまくないのかも知れませんね。適度な緊張感は必要なのかも。
年末ですが、良いお年をお向かえください!