無鄰庵追記
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以前読んだ「空間の行間」という本で磯崎新氏と福田和也氏が、無鄰庵と同時代の小説である幸田露伴の「五重塔」とについて対談されているのを偶然再発見しました。
そのなかで磯崎氏は、無鄰菴の庭はそれ以前の回遊式庭園とは異なり、一望できる全貌がある(それしかない)と言われています。回遊式庭園にはさまざまな引用や見立てなどが散りばめられていて、鑑賞者は回遊することで長い映画を見るようにそれぞれの場面を経験するのだが、そこには部分はあっても全貌がない。庭石については、伝統的な立石という技法が無鄰庵では見当たらず、「芝生をゆったり波打たせ、石もできるだけそれに合わせて寝かしている」、また、「水が、池に溜まっているのではなくて、一番奥にある三段の滝から始まって、常に動いている・・・」ということも特徴だと指摘されています。「近代の日本の庭はそれ以後、全部が大人しく、丸くなって、・・・中途半端な雰囲気に収まっていく」。しかし、無鄰庵には「伝統的なものを転換させたときのエネルギーというか、事件の真っ最中みたいなものがある」とも言われています。同様に、幸田露伴の「五重塔」にも妙な(道徳的、宗教的)意味付けがなく、純粋に人間と五重塔の建設をめぐる技術、それに対峙する自然の驚異が描かれていることと通じるそうです。文学の世界でもそれ以後の「写生文学の段階においては、いきなり人工と自然が融和してしまう。人工と自然が対峙するのが本当は近代であったはずです。その可能性は露伴にはすごくあった・・・」と福田氏は言われています。
確かにその場で感じたのは東山と連続する風景のおおらかさや水の流れが生み出す清々しい感覚でした。白河院の庭が池を中心とした回遊式でさまざまな見立てが箱庭的に散りばめられているのに比べると、その開放感は素晴らしく、今から考えれば、新しい時代の精神を体現しているようにも思われます。
この対談のなかでは幸田露伴の「一国の首都」という、当時の新しい首都たる東京を露伴が観察、批評した文章についても少し言及されています。
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