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高橋晶子+高橋寛 / ワークステーション
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2016年 04月 15日
展覧会に
久しぶりにブログ更新のスタッフhhです。
先週の土曜日、時間が出来たので2つの展覧会に行ってきました。

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ひとつ目はGA gallaryの「世界の住宅プロジェクト展」

毎年行われている展覧会で、国内外50組近い建築家の
現在進行中住宅プロジェクトを模型と図面、映像などで紹介しています。

世界の住宅設計の潮流が少しでもつかめればと、学生の頃から
なるべく毎年訪れるようにしている建築展です。
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展覧会は基本撮影が禁止のため写真がありませんが…
特に気になった作品をご紹介。

島田陽さんの「宮元町の住居」
 長方形平面のシンプルな外形の建物で
 内部は45°に切り分けられた7枚のスラブが
 スキップ状に展開されていく住宅。
 単純明解な構成ですが、斜めのスラブを順々と登っていく空間は
 思いのほか複雑かつ新鮮。完成が楽しみな計画です。

藤本壮介さんの「Dissolving City」
 外壁面に取り付けられた無数のドアを周辺環境によって
 住まい手が開け閉めし、プライバシーや通風・採光を
 柔軟に確保しようと試みた住宅。
 "ドア"そのものを何枚も並べた外観には違和感が残りますが、
 建具でもなく、外壁仕上げでもない、新たなインターフェースを
 提案しているチャレンジングな住宅で、無視できない計画でした。

その他GAセレクトらしく美しい作品が多くありましたが、
例年に比べ、少し挑戦的な計画が少ない印象。
それだけに藤本さんの作品は攻めの姿勢を崩さず、
変わらず魅力的な方だなと思いつつ、GAをあとにしました…。




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ふたつ目は21_21 DESIGN SIGHTの「雑貨展」

深澤直人さんのディレクションによるもので、
曖昧にして捉えどころのない「雑貨」をテーマに
ルーツ・定義付けから掘り下げ、出展者の展示を通し
改めて「雑貨」の魅力に目を向けてみようとする展覧会です。

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その出展者のひとり、野本哲平さんの「雑種採取」は展覧会のなかでも特に秀逸。
実は大学時代の同期なのですが、贔屓目なしでも抜群でした。
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彼の展示はデザイナーでも職人でもない一般の人が手作りした生活用品を集めたもの。
生活に合わせてカスタマイズされた雑貨たちはどれもクスリと笑えてしまうものばかり。

・ティッシュー箱のサイズがメーカーによりわずかに違うことを利用して作られた小物入れ。
・プラの米袋を使ったハンドルの風除け。
・ラジカセ逆さにしたタオルハンガー。
などなど
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「雑貨 = 生活に必要な日用品」と定義するのであれば、これこそ「雑貨」。
いわゆる「商品」ばかりじゃない。「雑貨」とはなんだろうと思わせるあたり、
個人的には一番直球を投げ込んでるように感じました。

同期の活躍に喜びつつも刺激をもらい、発奮した展示会でした。



今回は建築に限らず、他分野の展覧会にも訪れましたが、
共通して思うことは物を作る(見せる)上でのコンセプトの重要性。
見て理解する上でも切れ味ある作品はとても魅力的です。

これからも積極的にインプットに使う時間を作ろうと思います。


(スタッフhh)




※昨日起こった熊本の地震について
 熊本城の石垣や瓦が崩れた映像・住宅の倒壊をTVを通して見て、
 驚きとともに胸を痛めています。
 幸いにも、ワークステーションの熊本の物件も、携わって頂いた皆様も無事とのこと。
 
 被災された方々にはお心より見舞い申し上げます。





 
by wstn | 2016-04-15 19:40 | hh | Comments(0)
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